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紅葉と省エネ
日を追うごとに気温も下がり、毎朝布団から出るのがつらい季節になってきました。
少し前になるのですが片品へ紅葉を見に行ってきました。
ちょうど、見に行ったあたりはきれいに色づいていました。
この「紅葉」ですが「黄葉」とも書くそうです。
どちらも「こうよう」と読むのですが、お恥ずかしながら「黄葉」は初めて知ったので少し「こうよう」について調べてみました。
紅葉:緑色の色素が分解され、赤色の色素が作られる。カエデ、モミジなど。
黄葉:緑色の色素が分解され、もともとあった黄色の色素が目立つようになる。イチョウなど。
どちらも緑色の色素が分解される事で、葉っぱの色が変化していくそうです。
緑色の色素とは葉緑体の事だそうです。葉緑体…。。。
要は光合成をする組織だそうです。もうそんな事、さっぱり覚えていません。
で、秋になって日差しが弱くなっていくと、葉っぱを維持するエネルギーよりも、
光合成で作られるエネルギーの方が少なくなるので、葉っぱを落とす準備にはいる。
葉っぱの栄養分を幹の皮や枝に移す、その過程で色が変わるのだそうです。
省エネモードに入り、越冬するわけです。
んー、難しい。
そんな理屈は頭の片隅にでも置いておいて、
今年は自然の美しさに感動できる状況にある事を感謝しなければなりませんね。
省エネつながりで、もうひとつ(というか本題)。
昨年の5月に省エネ法が改正され、来年の4月に施行が予定されています。
省エネ法とは、燃料資源の有効な利用や規制等を決めている法律です。
自動車の後ろの窓に貼ってある燃費基準達成車ステッカーもこの省エネ法の基準のひとつです。
建物に関しては、断熱性能を上げて、再生可能エネルギーを利用し、建物自体のエネルギー消費を抑えようという趣旨があります。
これは地球温暖化対策の一環として温室効果ガス等の削減を目的とした法律です。
今回の改正で、基準に適合させなければいけなかった建物の対象範囲を広げる事や、
住宅に関しては基準を満たしているか満たしていないかをお施主様へ説明することとなります。
住宅規模の場合、基準を満たしていなくても問題はありません。
問題はありませんが、説明はしにくいですよね。だから、適合するようにしてね。って事なのでしょう。
現在、改正の施行に向け、社内でも研修を行っています。
しっかり把握しなければいけませんが、こちらもまた難しい。
これを機に私たちもエネルギーや環境問題についての認識を改めなければいけないな
と感じています。
と言ったわけで来年もいろいろありそうですが、まずは残り1か月、
気を引き締めて過ごして行きたいと思います。長文失礼致しました。
ちなみに、紅葉(モミジ)は楓(カエデ)の一種だそうです。
また、紅葉する葉っぱの事を「もみじ」とも言うそうです。紅葉(もみじ)狩り、ですね。
んーー、日本語が一番難しいですね!
設計・工務部 M